マーケティング

新事業の立ち上げ、運営については市場調査・マーケティングリサーチなど様々な分析が必要です。その分析結果からターゲットとなるユーザーの特徴や需要がどのくらいあるのかといった「市場性」と、社会的課題を解決できるのかという「事業性」を見極め、商品の大きな方向性と仕様を絞り込んでいきます。

具体的には、人口動向・景気・技術革新などのマクロ環境と市場・顧客・競合相手などのミクロ環境の調査・分析を行い、その事実を基に製品に需要があるかを検証しました。CoRoCoは中小製造業をユーザーとして想定し、工場内の運搬作業を支援するロボット。そのため、想定するユーザー企業の生産工程における課題やロボットが果たせる利用シーンなどを調べ、リスクと対策を検討しました。

分析には時間がかかりますが、商品のブランディングやマーケティングの判断材料にもなり、将来的な事業戦略の方向性を導き出せるため、より信頼性の高い『事業計画書』の裏付けになります。また、『事業計画書』には事業発足から開発、目標とする収益までを含む全体のスケジュールを明記します。目に見える形で共有することで、実行性や実現可能性への懸念を払拭できるはずです。

今回のまとめ